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むしろ親側の試練…「断乳、十人十色エピソード」

むしろ親側の試練…「断乳＆トイトレ、十人十色エピソード」

子どもの成長にしたがってやってくる、おっぱいやミルク、おむつからの卒業。すんなりいく場合もあれば、一筋縄ではいかない場合も多々あって…。そこでみなさんの断乳・卒乳・卒ミルクやトイレトレーニングのエピソードを聞いてみました（2023年2月「みんなの子育て☆アンケート」）。＜断乳編＞と＜トイトレ編＞に分けて、みなさんの十人十色エピソードと、助産師さん・保育士さんからのメッセージをお届けします♪

【断乳】みんなのエピソード

パパもいっしょに

夫の連休に合わせて計画し、夜泣いたときは全部パパが対応。お風呂も一緒に入るとおっぱいを思い出すので、全部パパ。私は子どもが泣いてるのを遠目で見てました(^^;)　パパが対応すると子どももすぐ諦めてくれました。
ももとまとさん

そろそろ卒業かなと思っていたころ私が体調を崩したのをきっかけに、夜間断乳突入！パパがベビーと寝てくれて、夜中に泣いて起きても私を呼ばずにあやして寝かしつけてくれました。
いい機会だからと1週間ほどそのままがんばってくれ、スムーズに卒業。あ、このままもうおしまいなのね…と少し寂しく感じたのは私の方でした。
はなさん

無類のおっぱい好きだった2歳の娘。第2子もほしかったので2歳過ぎたころから「もう飲めなくなるからね」と宣言していました。最後の授乳のあとは寝るとき泣き続け、心苦しくてもみもみはOKにして、夫が声をかけてトントンで落ち着かせて…。3日ほどで理解し始め、「ぱいぱいもうない？」とさわったりしながらも自分で眠るようになりました。
私自身もものすごく寂しくて泣いたのですが、授乳中の動画や写真をたくさん撮っていたので、それを見ながら懐かしんでいます。
ママさん

あ、意外とあっさりなのね…

そろそろやめようと声かけしたら飲む回数が増えてしまった。けど、飲みたがるたびに、牛乳飲んでからと言って忘れさせたり、抱っこで安心させたり…。「もうやめよっか」と言った次の日は飲みたいと泣いたけど、その次の日からはなんともなく、意外とあっけなく終わってしまった。
りこちゃんママさん

子ども2人とも3歳のお誕生日まで飲みました。3歳になるときに声をかけたら、「うん、お兄ちゃんになるからやめる」とすんなりやめてくれました。
Men's二人のママさん

旅行に行ったときに哺乳瓶忘れたと言ったらそこから飲まなくなった(本当は持って行ってた)。
なおさん

専門家からのメッセージ

ベルランド総合病院は大阪府堺市にある病院です。
小児科外来・病棟は、子どもたちの権利を大切にし、療養中であっても成長・発達し続ける存在である子どもたちと、ご家族への支援を大切にしています。また、病棟・外来ともに保育士が在中しておりプレパレーションを通して子どもたちへの理解を促し、頑張ったねカードやメディカルプレイを取り入れ、子どもたちにとって、入院したことが頑張った体験につながるように関わっています。

おかあさんの胸元は、お腹のなかで長らく感じていた暖かさと鼓動で安心がいっぱいなところです。お子さんもその安心する場所を求めているのだと思います。だからこそ、これからどうなるんだろうとご心配になる気持ちもわかります。おっぱいの卒業を考えていて不安がある場合は、準備を少しずつ進めていけばトラブルは避けることができますので、安心してください。夜中の授乳もうまく乗り越えていくことができますよ。お子さんも卒業の機会を考えていると思います。ただ、“こうすればいい！”という方法はおかあさんやお子さんの状況や生活の環境でもさまざまです。お子さんの月齢でも準備は異なります。準備をすすめるにあたってはお近くの助産師にご相談ください。ご出産された病院に相談するのもよいと思います。

断乳って復職をはじめ時間的な制限であせる気持ちになったり、なんとなく寂しさもただよったりしちゃいますよね…。でもいつかはサヨナラですもんね！
お子さんの個性もそれぞれ。毎日成長していることを励みに、ママパパが少しでもゆったりした気持ちで過ごせますように☆